こんにちは、文系担当の大石です。

先日は社会のノートまとめを授業の中で行いました。

 

みなさんは、何のためにノートまとめを行いますか?

それは、単純に話せば「自分だけの参考書をつくるため」となります。

参考書とは、一般的には教科書ガイドのように、教科書の重要箇所を説明したり、まとめたりしてくれている本のことです。これをしっかり覚えることは、テストでの高得点に結びつくかと思います。

 

DSC_0178





それでは、なぜ「自分だけの」参考書をつくる必要があるのでしょうか。

それは、一般で売られている参考書では、情報の過多や不足があるからです

覚えなくてもよい、あるいは地図上にて場所さえ覚えればよい内容について、文章で覚えるのはいかにも非効率です。また、学校の先生が特別重要視している内容や発展として取り扱った内容は参考書には載っていません。

一般の参考書は、自分の勉強に対してよりそった内容ではないのです。

 

一方で、ノートまとめをする際には、市販の参考書がとても頼りになります

教科書に載っている内容が、項目ごとにまとめられている上に、理解を促すようなコラムまでついているからです。

参考書の説明を、自分が理解できるようにまとめ直し、「自分だけの参考書」にしていく。これも、ノートまとめのやり方の1つだと思います。

 

最後に、ノートまとめはやっておしまいのコレクションではありません。

参考書を買ってきても読まなければ勉強にならないことと同じように、ノートまとめもまとめた後に読み返さなければその価値は半減します。

それを参考書として何度も繰り返し読みこむことにより、ノートまとめはその真価を発揮するのです。

自分だけの「参考書」という以上、そのまとめたものを使って、復習をすることまでが一連の流れだと、私は考えています。